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ー塗装で差がつく!汚れに強い外壁塗装の選び方とポイントー

 

汚れに強い外壁塗装とは?その重要性と基本知識

外壁塗装を検討するうえで、「汚れに強い」という性能は非常に重要な要素です。特に都市部や道路沿いの住宅では、排気ガスや砂埃、雨だれなどによる汚れがつきやすく、見た目の美しさを損なう原因になります。さらに、汚れの蓄積は塗膜の劣化を早めることもあるため、長持ちさせるためにも防汚性の高い塗装を選ぶことが大切です。

外壁の汚れの主な原因

外壁に汚れがつく原因には、以下のようなものがあります。

– 排気ガスや車のススなどの油汚れ

– 砂埃や黄砂などの粉塵

– 雨水による水垢や雨だれ

– コケやカビ、藻の発生

これらの汚れは、外壁の素材や塗装の種類によって付きやすさが異なります。たとえば、表面がザラザラしている塗装は汚れが引っかかりやすく、逆にツルツルした塗装は雨で自然に洗い流されることが多いです。

防汚性能の高い塗料の種類

汚れに強い外壁塗装を実現するには、塗料選びが最も重要です。以下は、防汚性能の高い代表的な塗料です。
– フッ素塗料
耐久性・防汚性ともにトップクラス。表面が滑らかで汚れが付きにくく、落ちやすいのが特長。価格は高めですが、長持ちするためトータルコストで考えるとお得です。

– 無機塗料
鉱物成分を含む塗料で、紫外線や熱にも強く、汚れが付きにくいのが魅力。カビや藻も発生しにくいため、メンテナンスの手間も軽減できます。

– ラジカル制御型塗料
近年注目されている塗料で、塗膜劣化の原因であるラジカル(劣化因子)を抑える効果があります。比較的安価で高機能なのがメリットです。

このように、目的や予算に応じて塗料を選ぶことがポイントです。

塗装で汚れを防ぐための具体的なポイント

外壁塗装で汚れにくくするためには、塗料の性能だけでなく施工方法や下地処理も重要です。ここでは、塗装工事全体で汚れを防ぐために押さえておきたいコツをご紹介します。

下地処理をしっかり行う

どんなに高性能な塗料を使っても、下地処理が不十分だと密着性が悪く、塗膜がすぐに剥がれたりひび割れたりして、そこから汚れが侵入します。高圧洗浄やひび割れの補修、下塗りなど、丁寧な下地処理が塗装の品質を左右します。

ツヤあり塗料を選ぶ

ツヤがある塗料は表面が滑らかになるため、ホコリや雨水がつきにくく、ついても落ちやすい傾向にあります。マットな塗料は見た目が自然で人気がありますが、汚れが目立ちやすくなる点も踏まえて選びましょう。

雨筋汚れを防ぐ工夫

雨水が外壁をつたって流れると、雨筋汚れができやすくなります。これを防ぐには、雨樋や水切りの設置、または庇(ひさし)の設置などで、雨が直接外壁を流れないようにする工夫も有効です。

外壁の色にも注目

実は色によっても汚れの目立ちやすさが変わります。白や黒などの単色は汚れが目立ちやすく、ベージュやグレーなどの中間色は比較的汚れが目立ちにくいです。見た目とメンテナンス性のバランスを考えて色を選ぶのもポイントです。

防汚性能を重視した塗装はコスパにも優れる

初期費用はやや高く感じるかもしれませんが、防汚性能の高い塗装は長期間にわたり外壁の美しさを保ち、メンテナンスの頻度を減らせるという大きなメリットがあります。

メンテナンス費用が抑えられる

一般的な塗装では10年程度で再塗装が必要ですが、高性能な塗料を使えば15年〜20年近く持つこともあります。その分、再塗装や清掃の費用を抑えられるため、トータルコストで見るとお得になります。

資産価値の維持にもつながる

外壁がきれいに保たれている住宅は、見た目の印象もよく資産価値も下がりにくいです。防汚性能の高い塗装は、建物を長く大切に使いたい方にとっても大きな魅力です。

まとめ

「塗装 汚れに強い外壁塗装」という視点で外壁リフォームを考えることは、見た目の美しさだけでなく、建物の耐久性や資産価値にも直結する大切なポイントです。
塗料の種類選びから、施工時の下地処理、さらには色や仕上げの選択まで、トータルで計画することで、汚れに強く長持ちする外壁を実現できます。費用対効果を高めたい方や、美観を長く保ちたい方は、ぜひ防汚性能に優れた外壁塗装を検討してみてください。専門業者への相談も、理想の外観を叶えるための第一歩となるでしょう。

2025.06.20